Diaで設計資料を作成する

今日から、設計をやっていく予定でしたが、その前に、設計などの図や資料を作成するツールの紹介をしたいと思います。

皆さんは、ネットワーク図や、クラス図、ユースケースなどを作成するとき、何を使っていますか?

企業でやってる方は特に、Microsoft Visioを使ってる方が多いかもしれません。

ただ、やっぱり、その手の有償のツールは便利ですが、個人では高価で中々手が出せないのでは無いかと思います。


そんな個人ではお金を使いたくない方におすすめなのが、Diaというソフトです

Apps/Dia - GNOME Wiki!


僕は、OSがLinuxなので、Linux版を使用してますが、Windows版もあります。

Dia draws your structured diagrams: Free Windows, Mac OS X and Linux version of the popular open source program


まず、起動すると、こんなが画面が立ち上がります

何だか、インタフェースがとってもGIMPに似てますが、Visioを使った事のある方は、見た目で大体使い方が分かるかと思います

左にあるのが、コントロールウインドウで、こっちでいろいろなタイプの図を選択する事が出来ます。


右にあるのが、メインで、このウインドウで図を作っていきます。
例えば、コントロールウィンドウで、UMLを選んでクラスを選択してメインのウィンドウにドラッグ&ドロップすると、
UMLのクラスの図が表示されます。
んで、そいつをダブルクリックすると、クラスの情報を入力出来ます。





ただ、やはり、Visioに比べると、図がしょぼいです。
なので、僕は、個人で持ってる画像やIconfinderってサイトから、好みの画像を取ってきて、埋め込む方法を使ってます。

http://www.iconfinder.net/

例えば、userで検索すると、下図のような結果が出るので、この中から好きなものを選んでダウンロードします。

ダウンロードするページに、ライセンスも表記されているので、確認してから使用してください。
僕が確認したところ、ほとんどGPLLGPLなので、普通に使う分には問題ないかと思います。


さて、資料を作成したら、保存をしないとですが、Diaは、様々な形式で保存することが出来ます。

ただ、残念な事にPDFはないので、一度ファイルに印刷で、psファイルを作ってps2pdfで作成します。

$ ps2pdf sample.ps


Diaは、結構使えるツールだと思うんですが、意外と情報が少ないので、簡単にですが紹介しました。
次は、GIMPについての紹介をしたいと思います。