RFinanceYJ_0.1.6を公開しました。
先日、RFinanceYJで取得したデータをxtsに変換するエントリを書きましたが、無事取り入れて、CRANにアップしました。あと、ついでに、調整後終値も取得するようにしました。
インストールと読み込み
> install.packages("RFinanceYJ") > library(RFinanceYJ) 要求されたパッケージ XML をロード中です 要求されたパッケージ xts をロード中です 要求されたパッケージ zoo をロード中です
株価データをxtsで取得
xts型で取得するには、quoteStockXtsData関数を使います。引数は、quoteStockTsData関数と同じです。
> yj <- quoteStockXtsData('4689.t', '2010-01-01') > head(yj) Open High Low Close Volume AdjClose 2010-01-04 27690 28320 27670 28190 51514 28190 2010-01-05 29000 29000 28650 28860 111257 28860 2010-01-06 29080 29140 28430 29010 97505 29010 2010-01-07 29240 29640 29100 29480 113788 29480 2010-01-08 29780 29780 28650 28850 120008 28850 2010-01-12 29100 29200 28720 29090 107365 29090 # 2010年のデータ > yj['2010'] Open High Low Close Volume AdjClose 2010-01-04 27690 28320 27670 28190 51514 28190 2010-01-05 29000 29000 28650 28860 111257 28860 2010-01-06 29080 29140 28430 29010 97505 29010 2010-01-07 29240 29640 29100 29480 113788 29480 2010-01-08 29780 29780 28650 28850 120008 28850 2010-01-12 29100 29200 28720 29090 107365 29090 ... # 日付を指定して取得 > yj['2010-01-12'] Open High Low Close Volume AdjClose 2010-01-12 29100 29200 28720 29090 107365 29090 # 各月ごとのOpenの最大値 > apply.monthly(yj[,1],max) Open 2010-01-29 33850 2010-02-26 34300 2010-03-31 35900 2010-04-30 37150 2010-05-31 35350 2010-06-30 36200 2010-07-30 36750 2010-08-31 33050 2010-09-30 31150 2010-10-29 30500 2010-11-30 30350 2010-12-30 32550 2011-01-31 32450 2011-02-28 31400 2011-03-28 33400 # データが何日・年・四半期分あるか。 > ndays(yj) [1] 302 > nyears(yj) [1] 2 > nquarters(yj) [1] 5
おぉ、とっても便利!!(xtsが)
xtsについては、id:teramonagiさんのブログが詳しい
チャートを描画
@manozoさんがTokyoRで紹介された、quantmodパッケージでろうそく足を描いてみる。
> install.packages("quantmod") > library(quantmod) 要求されたパッケージ Defaults をロード中です 要求されたパッケージ TTR をロード中です > candleChart(yj)
おぉ、これは便利!(quantmodが)
他にも、ちゃんと調べれば面白そう。
まとめ
- xtsでデータを返すようになったので、xtsの機能を使いやすくなった
- xtsで返すデータの名前を、ちゃんと世界標準にしたので、quantmodパッケージも利用しやすくなった